点検報告書のペーパレス化の10のポイント(3.端末選定)

      2016/06/24

保守点検は主に出先で作業することが殆どなのでモバイル端末を活用して業務の効率化を図る
かと思います。ペーパレス化した場合、出先でモバイル端末に点検結果を入力することになり
ますが、このモバイル端末はスマートフォン及びタブレット、Apple及びAndroidのように選択肢
が多くどれを選択すべきか検討担当者がよく悩むところです。

選択する上で検討すべきポイントを簡単にまとめたいと思います。これは弊社が過去導入した
際、以下をお客様に検討して頂き、導入しか経緯を踏まえております。

1.スマートフォンかタブレットか
 スマートフォンかタブレットかを選択する上で
  ・画面の大きさをどうするか
  ・導入コストをどうするか
 の2点を検討する必要があります。

 画面の大きさをどうするかですが、スマートフォン、7インチタブレット、10インチタブレット
 が選択肢に挙がります。まず点検報告書を入力する際、小さくても入力ができるか否か、
 片手で持てないとダメか、持ち運びが楽(軽く、小さく)ないとダメかという点から社内の意見を
 ヒアリングして選択していけばよいかと思います。ちなみに弊社のお客様のケースですと殆ど
 タブレットを選択しています。やはり点検報告書の入力項目が多いなどの関係で大きな画面での
 利用を優先しております。

 導入コストをどうするかですが、スマートホンの場合、通常は電話機として利用していますので
 点検報告書入力もスマートフォンで対応可能であれば別端末を購入する必要がなく、コストメリット
 が大きいです。タブレットを採用した場合は電話機能として別途スマートフォン又はガラケーが
 必要になってしまいます。
 ただ、タブレットの場合でも通信契約する場合、最近は格安SIMも出てきて安価なキャリアが
 増えてきたいので以前よりも月額費用はかからないかとは思います。ただ、通信の月額費用を
 限りなくゼロにしたいという場合は、WiFi版のタブレットを用いて出先でオフライン状態で点検
 報告書の入力を行い事務所等のWiFi環境下でデータをサーバに送信という選択肢もあります。

2.iOSかAndroidか
 端末サイズを決めた後は、どのメーカの端末を購入するかを検討することになります。基本的に
 iOS(Apple)かAndroid端末かで大きく分かれます。iOSとAndroidではアプリケーションの開発
 言語が異なるので両方とも対応というのは得策ではなくいずれかを選択することになります。
 企業で使う場合は、端末は統一(端末台数が多く同一キャリアの方が割引などが大きい)するケース
 が多いのでここは十分に検討する必要があります。

 簡単に両者を比較すると、iOSの場合はAndroidに比べ操作性が良い、洗練されている、AppStoreの
 アプリケーション豊富などのメリットがあります。
 Androidの場合は様々なメーカが出しており、端末価格はiOS端末に比べ安価、Appleのように制約
 事項も少ないメリットがあります。ただ、Androidの場合は、競争が激しい故のメーカの撤退、
 新機種のサイクルが早く将来同じ端末が入手できない場合あったり、メーカ独自にOSに手を入れたり、
 ユーザインターフェースを変更しているなどの使い勝手の面でやや難ありです。

 ちなみに弊社のお客様のケースですと殆どiOSを選択しています。理由としては導入検討する担当者
 はAppleを選択した方が無難、使い勝手及びそもそもAppleがよいということで選択しているケース
 が多いです。Androidの場合は堅牢性(例:PanasonicのToughPad)などを求められる用途や端末
 購入費を安くしたいというケースでの導入が多いように思います。

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