IoTとは

      2016/06/24

IoTはInternet of Thingの略で「モノのインターネット」と言われています。従来のインターネットは
PC、スマホなどの情報機器を介して様々な情報を取得したり、業務で活用したりといった使い方であった
かと思います。IoTは機械、車、家電などありとあらゆるものがインターネットにつながる環境下での
利用を想定しており第四次産業革命と言われている程、様々な業種が取り組もうとしています。

IoTを構成する要素は主に
 ・モノ(設備機器等)
 ・ネットワーク(インターネット、企業内ネットワーク等)
 ・サーバ(クラウドサーバ、社内サーバ等)
で構成され、
 ・モノに取り付けられている各種センサー情報をネットワークを介して、サーバに蓄積し、蓄積した
  データを集計・分析を行い情報活用
 ・人が指示するか自動で判断して、サーバからネットワークを介してモノに指示(制御、設定等)
が可能になります。

車の自動走行など社会インフラの変化もIoTの範疇ですが、ここでは狭義のIoTの事例を示したい
と思います。
 ■独居老人の見守り
   独居老人の居室内にドアの開閉センサー、SOSボタン、照度センサー等の各種センサーを取り付け
   定期的にセンサー情報をクラウドサーバにアップします。こうすることで部屋の明かりを点けた、
   トイレに行ったなどの生活情報を収集することができ現在の健康状態等を把握することができます。
   今後は医療機器もネットワーク化されていきますので在宅看護の分野でも利用されていくかと
   思います。

 ■農業の生育管理
   温室に温度・湿度・照度・土壌センサー等の各種センサーを取り付け、定期的にセンサー情報を
   クラウドサーバにアップします。例えば温湿度の数値に応じて温室の窓の開閉を開け閉めしたり、
   ファンを回したり、データに基づき判断し、行動を起こすことができるようになります。
   また、蓄積した情報を今後の農作物の生育の参考にもできますし、従来属人的だった農業の見える化
   にも繋がります。

 ■設備監視
   上記の農業等のように設備機器側の各種信号データを取得し、クラウドサーバにアップします。
   そうすることで遠隔地からでも設備機器の信号の最新値、値の推移を把握することができます。
   また、異常値と判断した場合、保守担当者にメール通知したり、遠隔地から設備機器の設定を
   変更したり、制御することもできます。
   
上記事例はほんの一例に過ぎないのですが、モノがインターネットに繋がることで従来は実現できなかった
ことが今後は様々な業種で提供されてくることになります。これは脅威になるケースもありますが、
自社製品の付加価値や新たなサービス化を図るチャンスと捉えることになるのではないでしょうか。

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