IoTの導入ポイント10(3.自社ニーズ(将来展開))

      2016/07/10

IoTは現在の業務を改善(IoTの導入ポイント10:自社ニーズ(業務改善)記事参照)したり、皆さまの
製品の付加価値アップ(IoTの導入ポイント10:自社ニーズ(付加価値)記事参照)として利用するのが
オーソドックスなケースかと思います。ただ、これだけですと従来のビジネスの延長線上でさらに踏み
込んだ活用を検討してもよいのではないでしょうか。

事例で紹介しますと
IoTの取り組みで有名な会社としまして建設機械販売のコマツがあります。「スマートコンスト
ラクション」というキャッチフレーズで世界中の建設機械を設計図面に基づきリアルタイムに無人で
自動走行させながら施工させることで省力化、高品質な施工を実現させています。この「スマート
コンストラクション」は未来の現場を創造していくソリューションと位置づけ、他社へのコンサル
及び導入支援、維持運用まで手掛けていこうとしています。従来の建設機器のモノ売りから業態を
変えつつある事例ですね。

オムロンが血圧計、カロリー計、睡眠計等を用いて生体情報をクラウドにアップして記録・分析し、
健康管理したり、駐車場を運営している会社が空き状況をクラウドで提供し、各駐車場の売り上げ及び、
釣り銭切れを検知したり、農業では温室に温度・湿度・照度・土壌センサー等を取り付け温室の自動制御
やデータを収集・分析して農業の見える化を図ったり、介護分野では独居老人向けに各種センサーを
取り付け見守りに活用したりしています。

このように各業界がIoTを活用して大きなうねりを起こそうとしています。その中で従来の自社製品の
付加価値強化のみに安住しているとそのうねりに飲み込まれてしまう可能性があります。自社製品をより
強化しつつより大局的な観点から模索しては如何でしょうか。

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