IoTの導入ポイント10(8.トラフィック/費用)

      2016/06/24

IoTを導入する際、設備機器に設置したデバイスとクラウドサービスとの間のトラフィック及び
通信費用を検討する必要があります。
主にデバイスとクラウドサービスとの通信方式として以下のケースが殆どかと思います。
  1.設備機器 -> 組込みデバイス -> 社内WiFi -> クラウドサービス
  2.設備機器 -> 組込みデバイス -> 社内有線LAN -> クラウドサービス
  3.設備機器 -> 組込みデバイス -> SIM -> クラウドサービス
その中でも3の4Gを用いる場合は通信費用に配慮が必要になります。

組込みデバイスにSIMを挿して、直接通信キャリア網を利用し、クラウドにデータをアップする
のですが、通常トラフィック量に応じて通信費は比例します。よって、監視対象が多い場合は
通信費がかさんでしまうので、どの程度のトラフィック量になるか、それを踏まえてどの程度
の月額通信費になるかを予め想定しておく必要があります。
SIM利用の場合、主にリアルタイムで各種センサー値をクラウドにアップする用途ではなく、
 ・異常があったときクラウドに通知
 ・定期的(頻度は高くない程度)に各種センサーの値をクラウドに通知
 ・1日1回程度、組込みデバイスに溜めたログデータをクラウドにアップ
 ・WiFi/有線LANを敷設できない環境で利用する場合
のような用途に適すと思われます。よりトラフィック量を落としたい場合は、データを圧縮して
送信する方法もあります。

また、通信キャリアもMVNOなどで安価なサービスを提供しているサービスプロバイダーがあるので
比較検討する必要があります。現時点ではSIM:300円程度/台~なので以前に比べ随分安価になってきて
います。また、組込みデバイスがSIM対応の場合、設置も非常に容易(WiFiなどの場合、ルータ等が
必要)なので今後SIM利用は増えていくと予想されます。

このように利便性を踏まえると設備機器の各種センサー値をリアルタイムでアップした方が
よいのですが費用面とのトレードオフなので費用対効果を見極め選択していく必要があります。

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