IoTの導入ポイント10(9.クラウドサービス選定)

      2016/07/04

IoTを自社に導入する場合、センサー等から収集したデータを蓄積&分析する為のクラウド
サーバをどうするか検討する必要が出てきます。自前で構築する方法もありますし、各社
様々なIoT向けのクラウドサービスを提供しておりますが、選定は中々悩ましいところです。
大きくは
 ①AmaznonのAWS IoTのようなIoTのプラットフォームを提供しているサービスを利用し、
  その中で自社のIoTを実現していくケース
 ②自前でクラウドサーバをプロバイダと契約し、自社で必要な機能を構築していく
の2つがあるかと思います。

数万台規模ですとアプリケーションの設計・開発に多大なコストを伴うのでAWS IoT等
のプラットフォームを導入費用、ランニング費用、利用機能等の観点から選定していくこと
になるかと思います。
ただ、現状ではそのような大規模なケースは稀でまずは一部設備機器の監視などスモール
スタートのケースが殆どかと思います。また、大手のIoT向けのプラットフォームでは
機能が豊富すぎでそこまではいらない、自社独自の機能が必要でカスタマイズがどうしても
必要になる等で導入に相応のコストがかかりケースが多いです。
IoTにおいて求められる共通機能としては
 ・異常監視(例:設備機器側で異常があったら通知)
 ・稼働状況収集(例:設備器機器の各種センサーの値をクラウドにためて推移を見たり
   最新値を参照)
の2機能になります。
これ以外に規模が大きくなりますと
 ・端末管理(例:設備機器側に付けたIoT用の端末の情報管理)
 ・設定、制御(例:リモートから設備機器の設定値を変えたり、制御したり)
 ・データ集計、分析
などの機能が必要になってきます。

スモールスタートする場合、機能を絞る(例えば、異常監視、稼働状況は最新値のみ)ことで
費用対効果を見極め本格導入していくとよいかと思います。スモールスタートのときは各社
プロバイダが提供しているクラウドサービスを利用し、セキュリティ対策を施し、しばらく運用
してみては如何でしょうか。
弊社でもSymphonia(シンフォニア)という異常監視、稼働状況参照に絞ったIoTのクラウド
サービスがりますので一度ご覧頂ければと思います。独自機能の追加等柔軟な対応が可能と
なっております。

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