保守点検のITトレンド(IoT)

      2017/10/18

新聞紙上等でIoTの記事を頻繁に目にするようになってきて、様々な業種で導入が進みつつあります。
IoTは十数年前まではM2M(マシンツーマシン)と言われていましたが当時は通信費(1カ所数千円)
やサーバ月額費用が高くまた機械等に接続する通信端末も高価で中々普及が進みませんでした。
ただ、最近はIoT向けでは1カ所300円~、クラウドサーバも安価、デバイスも小型化且つ安価となり
普及の土壌が整ったといえます。
IoTは「モノのインターネット」なので主に設備をインターネットに接続することを想定しており、
例えば、
 製造業:製造ラインの各工程の設備
 保守:点検対象の設備機器
 農業:温室
 医療:ウェアラブル端末
 交通:バス、タクシーなどの位置
などで活用されています。
保守点検の場合、通常はお客様に納品した設備機器に対して定期的に保守担当者が出向き機器のメンテ
ナンスを行うことが多いかと思います。また予期せぬトラブルもお客様からのオンコールで呼ばれる
ケースもあるかと思います。
このような用途に対して設備機器に小型の通信デバイスを取り付け、アラートの情報や各種センサー
の稼働情報をクラウドにアップすることで
 設備機器の状態監視
 アラート時はメール通知
が可能になり、トラブル時の早急な対応ができ、ワーニングを検知することで予防保全に繋がり、
結果的には設備機器の安定稼働、顧客満足度の向上につながります。
また、従来のように「定期的」に保守に出向くことなく、設備機器の運転時間に合わせて効率的な
保守が可能になります。
このように第一ステップは設備機器をインターネットにつなげるところになりますが、次のステップ
では、蓄積した稼働情報等のビッグデータの解析を行うことで故障予測による予防保全、設備機器の
稼働情報やトラブル傾向による新製品への反映などに生かしていくことができるかと思います。

 - IoT, 保守点検